フリーのwebメールをプライマリー・メールアドレスとして使う時代


最近インターネットプロバイダーから発行されるメールアドレスを使っている人が減っているように思う。
最大の理由は、無料のメールサービスが今の時代に適しているからではないでしょうか。
かつては“捨てアド”とか“捨てメアド”として使われることが主目的だったフリーメールですが、Gmailを仕事でも名刺に入れている人は多くなってます。
その理由とは。

■容量が大きい
かつてWebメールの容量は少なく、あっという間に制限までいってしまいそうで、いらないメールはどんどん削除しなければならなかった。
でも、今やGmailなら15GB、Yahoo!メールなら10GB。大きなデータを頻繁にやり取りしなければかなりの年数使える容量だし、Gmailのように年数が経てば容量制限も大きくなって行くと思われる。
メール1通の容量もそうだ。プロバイダーのメールの方でひっかかるという話しは今でも聞く。

■どこでもメールの送受信ができる
プロバイダーのメールでもwebメールは用意してあるでしょうが、GmailやYahoo!メールのwebメールの機能にはかなわない。プロバイダーのwebメールはいわばおまけ。かなうわけがありません。
多くの人がスマホを持つような時代。メールのめんどうな設定をする必要なく、自宅のパソコンでも、スマホででも、あるいはマンガ喫茶のパソコンであれすぐにメールをチェックできる利点は大きいでしょう。

■送信したメールも残る
POPメールで自分が送信したメールを複数の端末で確認しようとしたら自分をCCに入れてメールを送れば良い。でもこれって面倒です。だまっていても送信したメールが残るwebメールは便利ですよ。

■スパム対策がしっかり行われている
大量にメールを送る迷惑メールや、銀行などをかたりIDやパスワードを盗もうとするハッキングのためのメールは困ったものだけど、フリーメールはこういうことへの対応という面でも優れている。迷惑メールどんどん送りつけて結構。全部“迷惑メール・フォルダ”に分類されて目にすることもないので全然平気です。

■信用性がある
メールアドレスに知らないなじみのないドメインが入っていれば、ちょっと不安になりますよね。
それよりも@gmail.comや@yahoo.co.jpの方がいわば分かりやすい。わけのわからないところからメールが来たという印象は多少軽減されます。それにフリーメールも登録時に携帯電話の番号を入れさせるなど、好きなだけ捨てメアドを作れるという状況にはならなくなってます。こういうセキィリティ面では今後ますますフリーメールといえども注意がはらわれて行くのではないでしょうか。

もともとは無料で提供されていたフリーメールですが、今や価値のあるメールサービスになっているのは確かです。