2016年はチャットのプラットフォームに注目


TechCrunchの2つの記事に目が奪われた。
ひとつ目はFacebook Messengerに関する記事「Facebook Messengerのユーザーは8億人―2016年のその戦略を探る
Facebook Messengerの責任者が書いた2016年のロードマップなるブログ記事によるものだ。そのなかでも「計画:チャットのスレッドは新しいアプリだ」という部分。

Marcusは「Messengerは企業やサービスからアイテムを購入する(おそらく繰り返し購入することになるだろう) 新しい方法だ。ユーザーはFacebook
Messengerwを使って、きわめてスムーズかつ快適に、車を呼び、飛行機を予約し、カスタマーサービスと話すことができるようになる」と書いている。

iPhoneのSiriなどによってbotと対話することになれてくれば、あたかもテレフォン・オペレーターと対話するようにFacebook Messengerを介して企業のカスタマー・サポート用のシステムと会話して何かを予約したり、購入したりすることはSFの世界ではなく身近な生活のシーンになっていきそうだ。

もうひとつの記事は、「ウォンテッドリーがビジネス向けのチャットアプリ「Sync メッセンジャー」をリリース
人材採用のおもしろいマッチングサービスであるWantedlyがグループチャットサービスであるSyncをリリースしたというものだ。
Wantedlyは積極的アクションする企業が、積極的にアクションする人を結びつけてくれる特長があるなあと感じていたけど、まさにその先を狙うようなものだと思う。

同社は「シゴトでココロオドル人を増やす」をミッションに掲げているが、このミッション実現のために、「働くすべての人のインフラになる事を目指し事業展開している」のだそうだ。

積極的なコミュニケーションが次世代のビジネスを生んでいくことであろう。

メールはよりリアルタイムなメッセンジャーやチャットに置き換わっていく。
電話や対面の対話の重要性はかわらないけど、電話してもつながらないようなシチュエーションはビジネスチャンスを逃しているわけd,それが明白な世の中になっていくはずだ。