NHK「鶴瓶の家族に乾杯」に見る今の軽井沢


NHKの番組「鶴瓶の家族に乾杯」は、先週と今週、軽井沢が舞台であった。
ゲストはYOU。

お店の紹介などはありきたりでどうでもいいのだが、住んでる方の語る事が今の軽井沢を表していたのがよかったと思う。

中軽井沢の電気屋さんは、行列のできるような目の前の人気の店にも行ってないと話す。
観光客の興味と住んでる人の興味や行動は別なんです。
今やSNSで映える店に人が押し寄せるけど、住んでる人はそういう情報には踊らされない。
どこが安くて美味しいのか知ってるわけです。
行列ができてるからって美味しいわけじゃないですよ。
もちろん旅の思い出で綺麗な料理やスイーツというのはいいことではあるでしょうね。
それと同じく電気屋さん。
中軽井沢のツルヤの駐車場に入れないから隣町まで行っているという話。
よく聞く話です。
中軽井沢のツルヤは本当に夏場などは近寄りたくない。
駐車場は朝から満車になることもあるし、そもそもグループで買い物してるから余計に店内も混雑。
御代田町のツルヤに行くのが“通”!

その電気屋さんのご近所で働く20代女性の話も軽井沢を教えてくれます。
若い人も軽井沢に移住してきてビジネスを始めてる。
元々軽井沢は有名企業の実力者たちも別荘を持ち訪れているので、思っても見ない出会いがある可能性。
東京への近さ。
都会でもなく田舎でもない程よい住環境。
こういったことが人に好まれ、さらに人を呼ぶのでしょう。

スケート場での若いお母さんたちは、お主人の転勤で住んでるということでしたが、「幼稚園は移住組ばかりというのも今の軽井沢です。
子育て世代、子供の教育で軽井沢に住むという人が多いんですね。
グルメ旅番組なら軽井沢の表面的なことしか伝わらないでしょうが、この鶴瓶さんの番組だからこそ生の軽井沢を垣間見れたのではないかと感じました。