軽井沢国際カーリング選手権大会2008


軽井沢国際カーリング選手権大会2008が13日から17日までスカップ軽井沢で開催されている。一度見てみたいと思っていたので行ってみたがやはりカーリングは面白い。カーリングの面白さに驚いたのは冬季オリンピックからだ。日本女子チームが活躍して試合が中継され、はじめてカーリングの試合を目にした。氷上のチェスとも例えられるそうだけど、ビリヤードの一種の感覚に近いと思う。ストーンを滑らせ、いいポジションに置く、あるいは他のストーンをはじき出す、あるいはストーンの後ろに回り込み隠れる、など様々な手段と先を読みながら行う作戦によって勝敗の行方は刻々と変化していく。ストーンの一投によって形勢が逆転してしまうので気を抜くことはできない。
日本でカーリングを一躍有名にしたのは先のオリンピック女子代表青森チームだ。今回も日本チームは青森で、目黒や本橋というオリンピックのメンバーも健在。昨日見た試合は中国との対戦だった。1stエンドに3点を先行されるも着々と追加点をあげ、第4エンドで逆転するものの第5エンドには同点に追いつかれた。しかし、第6エンドに2点をあげ突き放し、第7エンドは大量点を与えないようにする戦術で中国に1点を与えるもそれは最終第8エンドに有利な後攻をとれる作戦だ。第8エンドに逆転のため大量点を狙いにいく中国だったがしっかりした技術で日本は対応し、最後は中国のミスで決着した。
なんでこんな面白い競技をもっとテレビで中継しないのか残念だが、軽井沢なら年に何度も試合を観戦できるチャンスはあるのはうれしい。

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